Sculptris&Blenderで作ったモデルを3Dプリント屋さんに発注してみた(前編)。

12月にMaker Faire Tokyoに行き、MAKERSも読んで、そろそろ何か作ってみたいな~という気分になっていたところで、SculptrisとBlenderで作ったモデルを3Dプリンタ業者に発注してみることにしました。

 

SculptrisBlenderはどちらもフリーの3Dモデリングソフトで、Sculptrisは粘土をこねるような感覚でモデリング(3Dスカルプティング)ができ、またBlenderは総合的な開発環境を備えています。特にBlenderはフリーながらも幅広い機能を備えているため、CG作成用途にもおすすめです。

 

※元々はMAKERSでも紹介されてたGoogle SketchUpを使おうとしてたんですが、あまりに使い方が分からないので元々やってたBlenderに乗り換えました^^;。


Blender Siggraph 2011 reel (Revised)

Blenderのデモ動画

 

Sculptrisには後で問題となるファイルの修正に使う機能が準備されていないため、原型をSculptrisで作成した後、Blenderで微修正して発注用ファイルを出力、という流れになります。

 

今回作ったのがこちら。

f:id:caffelover:20130127225423p:plain

Blenderレンダリングするとこんな感じです。

f:id:caffelover:20130127225410p:plain

 

さて、これで発注が可能になる...かというとそうではありません。こちらで紹介されているように、

データが一つのシェルになっていない

面が裏返っている

というようなことがあると、見積の時点で弾かれてしまいます。

 

各所でも書かれているように、ここではMiniMagicsというフリーソフトを使ってエラーをチェックしておきます。

 

今回はあまり複雑な造形をしていないので、面の裏返りはなかったのですが、複数のパーツを組み合わせているためにシェルが1つになっていませんでした。

 

Blenderの場合は基本的にbooleanモディファイアでUNION(統合)してしまえば大丈夫なはずなんですが、ここで問題が発生。

 

分割されていた部分をUNIONしたのにシェルが1個にならない...

 

ここで1時間以上悩んだんですが、どうやら原因は手や足の先を細かくいじっていたところにあったようです。一旦Sculptrisに戻り、手足の先をReduce Brushでならしてポリゴン数を減らしたところ、無事にエラーチェックを通過しました。

 

これでようやく発注です...最終チェックとして、今一度MiniMagicsでモデルの寸法を確認しておきます。CGソフトで作成したモデルは大きさが極めて小さくなることもあり、実際僕の場合は最大辺長が1.6mmしかありませんでした;ここは落ち着いて拡大すれば大丈夫です。

 

さて、これをMaker Faire Tokyo 2012にも出展されてたインターカルチャーさんに発注(ファイルをアップロードしただけで見積が分かる!便利!)。

ゆるサキエルくんが届いたら後編を書こうと思います。無事に届くと良いなぁ...

 

1/31 追記:

アップロード後に「手足の先が細かいので造形が難しい」とのご指摘があり、全体的に太ましく修正しました。修正は無事受け入れられ、造形を開始したとのこと。到着が楽しみです。

 

 

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