『噂の眞相』とは何だったのか——『現代日本の批評』番外編【ニッポンの闇 #2】

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昨夜は久々に五反田のゲンロンカフェへ。

行ったイベントは「ニッポンの闇!追悼噂の真相」である!

子供の頃から週刊新潮に親しみ、中学校では黎明期のインターネットとムー、十代後半ではナックルズとオカルト・反社会ネタには一通り手を付けてきた僕にとって、それ以前の世代におけるアングラマガジンである噂の真相噂の真相の休刊と2ちゃんねる宣言刊行は共にゼロ年代前半であり、このあたりが文化の入れ替わりにあたる)は実に興味深く、また元ナックルズ編集長の久田さんを生で見られるとなるとこれは行くしかなかったのである!

イベントは噂の真相の歴史を辿る形で展開されたが、やはり伝説のウワシン、エピソードが濃い。皇室ポルノで右翼に襲撃される雑誌など昨今ではなかなかない。あと小林よしのりとの対決も戦争論を読んでいた世代(※今はリベラルです)としては大変懐かしい(あれを機に左翼をぶっ叩くようになったらしい)。

本筋の他にも色々と話は脱線していたが、特に興味深かったのはかつておニャン子ファンだった東浩紀が、いまいちAKBにノれない理由であった。彼が言うには、おニャン子にはアイドル文化への悪意があったが、AKBには悪意がないというのだ。つまり、
・それまでのアイドル文化への悪意で作られたのがおニャン子であり、そこらへんの女の子でもシステムでアイドルに祭り上げられてしまう(何故ならファンの君らがバカだから)という悪意が透けている。
→それを真に受けて真面目にパクり、「あっ売れちゃったよ」となったのがモー娘。
→「パクったのならこっちも本気でやろうじゃないか」と作られたのがAKB
というわけである。

時間は当初の予定を過ぎ、とにかく濃い3時間であった。ちなみに僕が言うオカルト反社会ネタというのは下記のようなものである。
・政治とカネ
暴力団
・芸能界のウラ
・宗教団体(特に新興カルト)
・差別とその構造
・超常現象
・未確認生物
・凶悪犯罪
・未解決事件

 

 

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