シリアルキラーズと大量殺人者

シリアルキラー展で購入したシリアルキラーズを読み終わった。単行本で500ページに及ぶ大作だったが興味深く読んだ。

 

シリアルキラーズ -プロファイリングがあきらかにする異常殺人者たちの真実-

シリアルキラーズ -プロファイリングがあきらかにする異常殺人者たちの真実-

 

 

シリアルキラーと聞いて津山30人殺しやコロンバイン高校銃乱射事件を思い出す人もいるだろうが、そちらは「大量殺人者」とされ、この本では区別される。

この本で扱われるシリアルキラー=連続殺人者は、ある程度の期間をかけて一人ないし数人ずつ殺しを行うタイプの殺人者...テッド・バンディ、エド・ゲイン、ジョン・ゲイシーなどだ。
一方、大量殺人者は、この本の表現を借りれば「プッツン」して短期間に大量殺人を行う者であり、本書では扱われない。

 

本書で繰り返し強調されるのは、シリアルキラーは至って普通に見えるということだ。恋人や配偶者がいたり、子供がいることも珍しくはない。従って、彼らの生い立ちについて読んでいると、まるで隣人かのように思えてくる。

全く身近に感じられなくなるのはその犯行動機の話に入ってからである。何故なら、ほとんどの(特に男性の)シリアルキラーの動機が性的欲求だからである。被害者は殺される前に暴行されている場合も、殺された後に暴行されている場合(これはつまりネクロフィリアであり、遺体を隠した場所に何度も足を運ぶ場合や、その間近で恋人とプレイしていた事例も存在する)もあるが、いずれにしても暴行されている。ここに至るとさすがに彼等を理解するのは難しくなる(この他には「被害者が自分を殺してくれと頼んでいたのだ」という幻覚型もある)。

 

となると、僕がより興味を抱くのはむしろ、突然爆発したかのように見える大量殺人犯のほうかもしれない。ということで次は 『大量殺人の“ダークヒーロー"――なぜ若者は、銃乱射や自爆テロに走るのか?』を読むこととする。

 

大量殺人の“ダークヒーロー

大量殺人の“ダークヒーロー"――なぜ若者は、銃乱射や自爆テロに走るのか?

 

 

これは先月発売されたばかりの本でありなかなか興味深い。もちろん読書会を開催する予定である。

 

僕は以前から、読書会や勉強会といった固いカルチャーにアングラカルチャーを混ぜ込むことによってメインストリームへアングラを侵攻させる戦法を考えている。同じコミュニティーで、IT勉強会→アングラ読書会→IT勉強会→アングラ読書会と交互に伝道を行い、どちらにも強い闇の勢力を作りたい。

 

このことによってぽつぽつと勉強会サイトにアングラネタが増え始め、やがては渋谷の巨大スクリーンをアングラネタがジャックする日も来るのではないだろうか。その暁には、スクランブル交差点で「うーむ、これが世界の選択か。ラ・ヨダソウ・スティアーナ。エル・プサイ・こんがり〜」と呟きたいものだ。

 

 

中二病超(スーパー)図鑑 ~ファンタジー・軍事・オカルト・化学・神話~

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