アノニマスお掃除オフ@渋谷 2012.07.07
昨日は土曜日だけど早起き。
あのアノニマスが平和的な抗議活動をすると知って、これは目の当たりにしなければなるまいとばかりに渋谷へ行って参りました(Anonymous Cleaning Service@op.A.C.S)。
既に多数報道されていますが...
朝日新聞「渋谷の公園に仮面集団 「アノニマス」が抗議のゴミ拾い」
想像以上に多くの報道陣が詰め掛けており(アノニマスと同じくらい来てた)、若干遅れて説明開始。当初は完全無言という話だったのですが、当日朝に何かあったら喋って良いということに(下手に不気味な印象を与えるとまずいですしね)。主催者の仕切りも非常にスムーズで、随所に心配りを感じました(こういう活動を結構やってる人?)。
公園周囲を清掃し、再び公園に戻って解散。マスクをしている故に不気味なのは否めませんが、皆さん大人しく、礼儀正しかった(通行人にもちゃんと配慮してました)ため、特にトラブルもなく活動終了。
分別分別。
○アノニマスとは
アラブの春が起きたあたりでは「よく分からないハッカー集団がいる」くらいの認識だったのですが、最近は随分と認識が変わってきましたね(確か固定的な集団というイメージを覆したブログ記事があったんですがソース失念)。とはいえ今でも「ハッカー集団」として紹介されたりしてますが...僕の認識としては、2chの祭りにちょっとした仕立てを加えたものといったところです。今回のお掃除オフに関しては、かつての湘南海岸オフやマトリックスオフ等を連想した人も多いのではないかと思いますが、
の
アノニマスの誕生、IRCと“荒らし・祭り”の文化
4chanの誕生
Habbo Hotel祭り
といった見出しからも、2ちゃんねるの祭りに近い部分が窺えます。違うのは
・"ネットの自由"という大義名分に沿った活動が行われる
・"アノニマス"という記号を繰り返し使う
といったところでしょうか。集合・解散を繰り返す度に増殖していく属性というか、そういうものだと思っています。
「我々はどこにもいて、我々は誰でもあり、我々はアノニマス」
これからもアノニマスの活動には注目です。清掃に参加した皆さん、お疲れ様でした。