Blender使いがmodoを半年ほど使ってみた結果.
4月にmodoを導入してから約半年が経ちました.
もともとBlenderで始めた3DCG、ほんの出来心でmodoを購入し、半年程使ってみた結果、
↑のような作品が作れるように。
modoは直感的で扱いやすく、Blenderに比べると面や辺の選択が早いです(リング選択ワンタッチ)。一方、Blenderは独特の操作を体に叩きこむという感じ。直感的ではないものの、ハンドル→マウスのmodoに比べてショートカット→ドラッグのBlenderのほうが操作自体は早いかもしれないです。
マテリアル・レンダリング
Blenderのノード操作に慣れていたので、modoのレイヤー形式にはまだ慣れていません。ただ、プリセットが豊富なので適切なものを選択すればイイ感じにレンダリングしてくれます(光の表現はやはり綺麗)。ノードで自由にいじれるBlenderとプリセットでイイ感じにしてくれるmodo.modoの設定をもうちょっと勉強せねば...
ライティングに関しては、まだmodoで複雑なものを試していないので何ともです(今のところはデフォルトの環境とプラグインで済ませてます)。
ポストプロセシング
Blenderにはコンポジットノード機能があったため、レンダリング後にノードをいじくり回すことができたのですが、modoにはこれがありません。このため、Photoshopの使い方を覚える必要が出てきます。僕の場合は色調補正くらいならBlenderでやってしまいます。
全体的に、初心者が直感的に使えるのはmodoのほうだと思います。ただ、値段と中毒性を考えるとやはりBlenderが第一候補なのではないでしょうか。BlenderやメタセコイアでCGの基礎に触れた後、欲があれば他のソフトにという流れが自然かも。
(僕は今後もBlenderを使います)

Blender標準テクニック ローポリキャラクター制作で学ぶ3DCG
- 作者: 友
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- 発売日: 2017/01/25
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